落ち込み

憂鬱な気分から抜け出す3つの方法

雨上がりの石畳の小道と、壁に立てかけられた白い傘にやわらかな光が差している風景
雨上がりの石畳の小道と、壁に立てかけられた白い傘にやわらかな光が差している風景

不安が頭から離れず、憂鬱な日々を過ごす。

先の見えないことが続いたり、日々の生活の中で不安が積み重なったりすると、気持ちはどんどん重くなってしまいますよね。
そんな憂鬱な気分から抜け出すにはどうすればいいのでしょうか。

今回は長期的な方法ではなく、短期的な方法をご紹介いたします。

ここでいうのは、根本からすべてを解決する方法ではありません。
いまこの瞬間の重たい気分や、頭から離れない不安から、少しだけ距離を取るための方法です。

憂鬱な気分の時というのは、気持ちを切り替えようと思ってもなかなか切り替えられません。
だからこそ、まずはほんの少しでも自分をその状態から離してあげることが大切なんです。

憂鬱な気分から抜け出すには

ちょっとしたミスや嫌な出来事、時にはお天気によっても私たちの気分は左右され、憂鬱になったり不安を感じてしまいます。

特にお休みの最終日などは、明日からの学校や仕事のことを悶々と考えてしまい、ため息が出てしまうこともあるのではないでしょうか。

そんな時はまず、不安な感情から離れましょう。

ここで大切なのは、不安を無理やり消そうとしないことです。

不安をなくそう、考えないようにしようと思えば思うほど、かえって不安ばかり気になってしまうことがあります。

ですので、まずは
「いったん離れる」
ことを目指します。

少しでも頭の中を別のものに向けられれば、それだけでもこころの負担は変わってきます。

視界に入る文字を片っ端から読む

憂鬱な気分になってしまった時は、感情から離れることが一番なのですが、それがなかなか出来ません。

しかし幸運なことに、私たちの脳はふたつのことを同時に考えることが出来ません。

そこを活用して、憂鬱な気分や不安な感情が湧き出してきたら、視界に入る文字を片っ端から読みまくります。

棚にある本のタイトルや、カレンダーやチラシやお菓子のパッケージ。
化粧品や歯磨きのチューブにも文字が書いてあります。

それらの文字を集中して読むことで、一時的ですが感情から離れることが出来ます。

これはとても単純な方法ですが、意外と侮れません。

不安な時は、頭の中で同じことを何度も考え続けてしまいがちです。
そこへ、外にある文字を無理やりでも読み込ませることで、思考の向きを少し変えられるんですね。

状況的に可能であれば、声に出して読むとより効果的です。

ただし、周囲の状況によっては声に出せないこともありますので、その時は心の中で読むだけでも構いません。

大切なのは
「不安の中に居続ける」のではなく
「別のものに意識を移す」
ことです。

ガッツリ肉を食らう

うつや不安といったテーマでは、食事によってセロトニンの分泌をといった記事を見かけます。
もちろん長期的に見れば効果的な方法のひとつです。

しかし、即効性を期待するのであれば、ガッツリと肉を食らうことをお勧めいたします。

私たち人間は農耕牧畜を発明する前の19万年間は狩猟採取生活を営んでいました。
その生活は、捕食者との戦いや食糧難もあったはずです。

仲間と協力して獲物を仕留めた時、そしてそれを分配して食らいつき、空腹を満たした時、達成感と幸福感を味わったことでしょう。

この遺伝子を受け継いでいる私たちは、肉を食らうことで幸福感を味わうことが出来るのです。

先ほどから
「食べる」
ではなく
「食らう」
といっているのは、お上品に召し上がるのではなく、ガツガツと食らった方が効果的と考えるからです。

もちろん、体調や食事制限の関係で難しい方もいらっしゃるでしょう。
その場合は無理をする必要はありません。

ここでお伝えしたいのは、ただ栄養を摂るというより
「生きる力を取り戻すように食べる」
という感覚です。

憂鬱な時は、食欲すら落ちてしまうことがあります。
そんな時に、何かしっかりしたものを口にすることは、それだけでも
「自分を立て直す」
行動になります。

食べることは、生きることです。
だからこそ、ガッツリ食らうことが、こころを少し引き戻してくれることがあるんです。

笑う

笑うことでリンパ球のひとつであるNK細胞が活性化され、これにより免疫力が高まることがわかっています。

このNK細胞は免疫力を高めるだけでなく、脳を活性化したり、自律神経を整えたり、さらには幸福感をもたらすエンドルフィンを脳内に分泌してくれます。

また、口角をあげるだけでも脳は笑っていると判断するようですが、どうせなら本当に笑ってみましょう。

憂鬱な気分なのに笑うなんて大変なことですが、コメディー映画やお笑い番組など、何も考えずに楽しめるものをチョイスして思い切り笑ってみましょう。

ここで大事なのは
「ためになるもの」
を選ばなくていいということです。

憂鬱な時ほど
「有意義に過ごさなきゃ」
と思ってしまいがちですが、そういう時に必要なのは、こころを少し緩めることです。

ですので、深い学びや難しい内容ではなく、ただ笑えるもの、ただ少し気が楽になるものを選んでください。

最初は無理に笑っている感じでも構いません。
口角を上げるだけでもいい。
ふっと鼻で笑うだけでもいい。

笑うことが出来たら、それだけでも不安や憂鬱一色だった頭の中に、少し違う空気が入ってきます。

まとめ

憂鬱な気分や不安な感情に付き合っても、いいことはありません。

一時的にでもそれらから離れられたら、すかさずあなたの大好きなことを考えて、頭の中をいっぱいにしてしまいましょう。

そして、いつもより早くベッドに入り、たっぷりと睡眠をとりましょう。

早く眠ったせいで早朝に目が覚めてしまうかも知れませんが、その時は窓を開け放ち、新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込みましょう。

その後に起こることは誰にもわかりません。
誰にもわからないことを考えても、また不安になるばかりですので、文字を探して読みながら、朝からお肉を食らい、情報番組などではなく動画配信サイトで楽しい映像を観ましょう。

憂鬱な気分や不安な感情から離れることは簡単ではありませんが、ご紹介したような小さなことを繰り返し練習していると、少しずつコツがわかってきます。

大切なのは、一気に元気になろうとしないことです。

いまこの瞬間の自分を、少しだけ楽にしてあげる。
少しだけ、重たい気分から離してあげる。

その積み重ねが、やがて大きな違いになっていきます。

憂鬱な時ほど、自分を責めるのではなく
「いまは少し離れよう」
と、自分にやさしく声をかけてあげてください。