『がんばらない戦略』川下和彦・たむらようこ|努力の向け方を見直したくて読んだ本
努力を増やす前に、行動しやすい仕組みと力の使い方を見直す『がんばらない戦略』を紹介します。
頑張っているのに、なぜかうまくいかない。
そんなとき、さらに努力を足そうとして、自分をすり減らしてしまうことがあります。
川下和彦さん・たむらようこさんの『がんばらない戦略』は、努力をやめる本ではなく、力の使い方を見直す本です。
努力の量より、仕組みを見直す
続かないときに、
「もっと気合いを入れよう」
と考えるだけでは、疲れている日ほど動けなくなります。
迷う回数を減らす。
最初の動作を小さくする。
行動のきっかけを決める。
意志の力を使い続けなくても動ける形を作る。
この本は、そうした方向へ考えを向けてくれます。
考えすぎて動けないときに、まず見直したいことでは、行動を小さくする意味を心理学的な方法とあわせて説明しています。
物語として読めるところも特徴
ノウハウだけを並べるのではなく、物語を通して考え方が示されます。
自分のこととして考えると苦しくなる話も、登場人物を通すと少し離れて見やすくなることがあります。
一方で、結論だけを早く知りたい人には、少しまわりくどく感じられるかもしれません。
この本が合いそうな人
- 頑張っているのに続かず、自分を責めている人
- 根性より、行動しやすい仕組みを考えたい人
- 努力を向ける場所を整理したい人
Take a stepとして残ったこと
この本を読んで感じたのは、頑張れない自分を責める前に、頑張り方が今の自分に合っているかを見てもよい、ということです。
読むことまで新しい課題にせず、ひとつ使えそうな工夫を拾うくらいで構いません。
力を増やすのではなく、力を残す方法を考えたいときに向いている本です。